こちら東武鉄道竹ノ塚検車区

竹ノ塚駅,改札・下りホームの仮設化・・・高架化工事はどんどん進む!

【お知らせ】当ブログは,4月1日よりセキュリティが強固なHTTPS配信に切り替えました。URLの冒頭がhttps://から始まるものに変更となりましたのでご承知おきください。詳しくはこちら

12/14 【竹ノ塚駅付近高架化工事】小踏切(伊 第38号踏切道)移設・供用開始!

こんばんは。
気づけば12月と,そろそろ平成28年も終わりが見えてきました。
東武スカイツリーライン竹ノ塚駅付近下り急行線の高架化完了から半年が経過し,ようやく地元の方々にも高架が馴染んできた頃ですが,この12月14日には小踏切(伊 第38号踏切道)が,下り緩行線の仮設ホームを造る面積を捻出するために,従来の北側に移設されました。
f:id:toki_lucario:20161214211549j:plain
▲従来の小踏切(西口側)です。見て取れるとおり,車が1車線と歩行者が通れる広さとなっています。
f:id:toki_lucario:20161214211954j:plain
▲東口側です。竹ノ塚駅ホームのすぐ隣にあります。
 
そして,こちらが新しく設置された踏切です。今回の移設により自動車は横断不可となり,歩行者・自転車専用となりました。そのため車は迂回が必要になりました。
 
f:id:toki_lucario:20161214212344j:plain
▲工事中。
 
f:id:toki_lucario:20161214212606j:plain
▲とうとう供用が開始されました(東口側)。現在,日本で最も新しい踏切ということになるのかな?
 
f:id:toki_lucario:20161214212838j:plain
▲従来の踏切は一晩で封鎖されました。
 
f:id:toki_lucario:20161214213544j:plain
▲西口側から見た移設前の様子です。これが…
 
f:id:toki_lucario:20161214213449j:plain
▲こうなりました。一晩で踏切はなくなり,新しく通路が出現。
 
f:id:toki_lucario:20161214213739j:plain
▲西口側から見てみました。下り緩行線が近いです…! 車が通れない幅になっただけでなく線路の数も5本→3本となったので,全体的にコンパクトになった感が強いです。
 
f:id:toki_lucario:20161214220828j:plain
▲駅側から北方向を眺めてみます。手前側が旧踏切,奥が新踏切です。
 
さて,ぱっと見たときに(個人的に)従来と大きく異なると感じた点がこちら。
f:id:toki_lucario:20161214214843j:plain
踏切警報灯です。従来は普通のタイプでしたが,新設された物は全方向式踏切警報灯というものになっていて,360度どこから見ても警報器が確認できる優れもの。
 
f:id:toki_lucario:20161214220037j:plain
これが設置された当時はそんな便利なものは無く,しかし重大事故の後だったので安全に配慮しなければならなかった結果…この警報器の多さ。
 
…少し余談が過ぎたでしょうか。ともあれこちらの踏切は,高架化が完了する予定の平成32年度まで,駅北側の住民の東西移動に貢献してくれることでしょう。地元民としてしっかり見守っていきたいと思います。
 
そうそう。東西移動といえば,11月30日(水)より,竹ノ塚駅東西地下自由通路が開通しました。これについても折角なので少し紹介。
 
f:id:toki_lucario:20161214223245j:plain
もともと,竹ノ塚駅のすぐ上にはエレベーター付歩道橋(正確には跨線橋)がありました。これはかの平成17年に起きた死傷事故の応急措置的に建設されたもので,自転車が通れるエレベーターが東西1基ずつ設置されていました。
 
しかし,高架化工事の進捗に伴い,新たな高架を造る際の師匠になってしまうことから,12月12日(月)を以て閉鎖されました。その代替として,自転車が通行可能な地下東西自由通路が設置されたのです。
f:id:toki_lucario:20161205221143j:plain
▲西口側の入り口その1。
 
f:id:toki_lucario:20161214223951j:plain
▲東口側の入り口。隣には駅の入口があり,間違えないようにか係員が配置されています。
 
地下の様子も見てみましょう。
f:id:toki_lucario:20161214224210j:plain
▲西口側から東口側を望みます。歩行者帯と自転車帯が分離されています。なお,エレベーターも自転車用(青)と歩行者用(黄)で分けられています。
 
将来的には現在の駅舎も工事の支障となることから撤去され,この通路に仮設改札口が設置される予定です。 
変わりゆく竹ノ塚に目が離せません。
 
それでは!
長くなってしまいましたが,ご覧いただきましてありがとうございました。

鉄道コム
 よろしければ鉄道コムへどうぞ。

(C) 2014-2019 TOKI_LUCARIO ALL RIGHTS RESERVED.