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東武鉄道が新型特急「500系」導入!!

本日22日、東武鉄道から、新型特急用車両「500系」を導入する旨のニュースリリースが発表されました。詳しくはリンク先をご覧ください。
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※公式ニュースリリースより。

なんか東武らしくないですが、かっこいいですね!!このデザインには賛否両論が渦巻きそうですが、個人的にはアリです。(JR?そんなはずは…)

なぜ「500系」になったのか?というと、簡単です。4が忌み数だから。東武はこの「4」を敬遠する傾向があり、30000系を製造した後の新車も「50000系」となっている、といえばわかりやすいでしょうか。
製造は川崎重工だそうです。

詳しく見ていきましょう。
東武によると、「500系」の開発コンセプトは、「さまざまな運行形態で運用可能な速達性と快適性を持った特急列車」だそうです。要するに、運用を効率化するために、どんな運用にも入れるようにしたってことですね。
そのため、従来は無かった1編成3両固定分割併合を可能とした設計になっています。そのため、前面には貫通扉が設置されます。(東武初の両開きです)
プレスには詳しく乗っていませんが、イラストから見るように電気連結器も設置っされるようです。(個人的には通勤車と連結して南海サザンみたいなのもいいかな、と。実現はしないと思いますが。)

また、車体色は、おおらかで豊かな時の流れをイメージした「シャンパンベージュ」を基本とし、特急の格式と沿線の緑豊かな自然をイメージした「フォレストグリーン」と、東武グループのグループロゴカラーである「フューチャーブルー」を窓下にあしらった3色構成です。なぜか前面部のについては触れられていませんw
内装は、スカイツリーの「」を基調に、雄大な大地や樹木のイメージである「木目」を配置し、天井は鬼怒川や隅田川の流れをイメージした柔らかな造形で仕上がっているそうです。また、江戸の伝統色「江戸紫」をモチーフとした配色腰掛けに使用し、袖部分には江戸の伝統工芸である「印伝」をモチーフにした柄をあしらうそうで、車内はもっぱら「和風」となるようです。
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※公式ニュースリリースより。

なんだか内装は和風でいい感じですね。「柔らかな造形」について具体的な説明がないのが少し残念ですが、どんな天井になるんでしょうか?

そして、乗り心地は、車体動揺防止制御装置アクティブサスペンション)の搭載(東武初)と永久磁石同期電動機PMSM)(30000系にて試験採用、本格採用は東武初)を本格採用するそうです。あのメトロ16000系のような音色になるんでしょうか?

また、前照灯・室内灯はLEDが採用されるそうです。これは見た感じわかりますね。また、先日事業計画が発表された「TOBU FREE Wi-Fi」の設置も予定されています。外国人にも優しい仕様になりますね。

サービス面では、先述の車内でのWi-fi環境PC電源を整備するほか、AED医療支援器具の据付け、車いすスペース・車いす対応トイレを設置するなど、サービス向上・バリアフリー化が図られます。
特にPC電源の設置は、近年の特急のステータスとなっており、スペーシアにも未設置ですので、利用者から喜ばれるのではないでしょうか?

また、今回の導入予定は24両です。というわけで、一部で噂されているような100系置き換え説はあまり有力ではない気がします。

最後に導入路線ですが、東武本線となっています。(今回も事業計画にあったとおり、東上線への導入はありません。)

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登場から20年が経過してもまったく色あせず、東武のフラッグシップエクスプレスとしての座を離さないスペーシアに代わる新たな東武特急として、500系には頑張ってもらいたいですね!!

長くなりましたが、閲覧ありがとうございました!

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